2013/07/04

悪い癖

本日はお休みだったので、支払いと買い物に行ってきました。
毎回支払いに行く度に、現金が紙切れ(領収書)に変わるのが切なすぎます。(苦笑)
なので、ついその後買い物に行っちゃうんですよね。

で、今日は古本屋さんへ。
欲しい本があったのです。
今日買ったのはこの5冊。



――はい。
古事記ですね。

で、私の悪い癖っていうのが、『気になったらあれこれ裏を取りたくなること』です。
最近このブログを見ても分かる通り、人生に迷って神様にお縋りしているわけです。
私が行った神社の神様は古事記だと『和久産巣日神』だそうです。
伊弉諾尊・伊弉冉尊のお孫さんとか。

……ね、気になるでしょう?

因みに、その神社にはお子神様もいらっしゃるそうですよ。
まぁ、人間みたいに産まれた訳ではないですけど。
でも神社がお家みたいだなぁと。
そしたらね、やっぱりどんなお家なのかと思うでしょう?

気になるよね?
――あれ?気にならない??
私は気になるんです!!


そんな訳でですね、古本屋で探してきました。
最初に見つけたのが教養文庫の『古事記物語-若い人への古典案内』。
現代語訳が一冊に纏まっているのですが、初版が71年なので少々文体がお硬い感じ。
で、次に見つけたのが割と王道な講談社学術文庫の『古事記-全訳注』上・中・下。
初版が77年末なので最初のやつより読み易そう。
原文も合わせて載っているので良いのですが、全三巻と多め。

悩んだんですが、結局、比較する為に両方買ってきました。
著者によって訳が変わってるかもしれないですからねぇ。
二つとも読めば、差異も参考に自己解釈できるじゃないですか。
なんせ古文を自主的に読むのは初めてですからね。

一応ネットで簡単には調べましたよ。
神社に行ったその後直ぐに。
Wikiも関連記事は一通り全部読んだし。
そしていよいよ本文を読むと。
多分その後は参考資料とか買い始めるんでしょうね。(苦笑)
下手すると、天皇についてとか調べだしそうです。


新選組の時もネットで調べまくって、本読んで、映画見て……。
雑誌の特集見かけてはついつい買ってしまい、小説まで読み出す始末。
気がつけば歴博に通い、やれ古地図だ、資料集だと集めだす。
歴史物ゲームとかやって、戦国時代とかにまで興味が湧き始めちゃったり。

おかしいなぁ……。
私、歴史の成績めっちゃ悪かったんだけど。
5段階で2取ったこともあるんだけど。
いつの間にやら友達に『歴女』とか言われてるし。
別に詳しくはないんですよね。
一部を除いては。(笑)

基本幕末の佐幕派についてだけ穿り返したので。
その辺だけちょっぴり詳しくなりましたけど、坂本龍馬とかぼんやりとです。
結局歴史好きの人から見れば、歴女ではないのです。
ただの新選組ヲタですねw
多分今回も古事記穿り返しますが、神仏について詳しくなるわけではないと思います。

学生の頃にこういう事やっていたら、ちゃんと進学しようと思ったんでしょうね。
それはもう調べ尽くせますから。
専門家に話を聞けるチャンスもあるでしょうし。
しかしながら、教育受けている頃には色々事情もありまして。
今更ながらに波が来ているのです。


あ、あと一緒に写っている黒い本は松下幸之助の『道をひらく』です。
古事記の隣にあったので。
話には聞いたことありますが、成功者の話とか大っ嫌いなので興味なかったんですけどね。
だって、まえがきに昭和43年とか書いてあったし。
『あー、無理だわぁ。これ結構読まれてるらしいけど、どうなの?』と、ページ捲ってみた訳です。
ちょっと覗いてみたら、読み易い丁寧な言葉で書いてあるし、共感持てたので購入。

なんというか、松下さんの日記みたい。
自分を戒める為、奮い立たせる為に書いてる感じが良い。
お高くとまった感じもないし、俺はこれだけの事をやったんだ!みたいなのもない。
日本人らしい考え方が、一つ一つ書かれている感じ。
そして、最後の1ページまできちんと本文。
余計なものが全くない。
松下さん、ごめんよ、偏見だった。
ちゃんと最後まで読ませてもらいます。

取り敢えず、謝罪の意を込めて『道をひらく』から読もうかと。
……『百鬼夜行』読み終わってないんだけどねw
でも直ぐ読み終わりそうだから、いいよね。

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