2013/06/30

綺羅々と活字

以前欲しいと言っていた水晶のクラスタ買ってきました♪
箱に入るサイズがいいなぁと思って横長。
目測で買ったので、ぎりっぎりサイズでした。
お陰で、天板のアクリルに若干傷が……(苦笑)




あと、金運系のさざれもGET。
多分シトリンとか、虎目なんかのさざれっぽいです。
こっちは黒い小鉢に入れてます。
水晶のさざれを増やしたかったのですが、残念ながら早くも品切れ。

どっちも綺羅々していて素敵です。


最近また本を読み始めました。
今回は京極夏彦の『百鬼夜行-陰』。
京極堂シリーズの短編サイドストーリー集のようです。
去年ぐらいまで京極堂シリーズの一気読みをしていたんですが、今や記憶が……。
読み進めながら、『あぁ、あの人かー!』と思い出しつつ読んでます。

私の読書は、何か考えながら読んでるわけではありません。
基本は覗き見タイプ。
お話の世界の登場人物達に、黙って同行しているだけってやつです。
まぁ、日常でもほぼそんなタイプなので。
特に何も考えず、友人達に誘われるままついて行ってしまう感じ。

そんな訳で、読書の時も毎回何も考えずについて行って、ただ見て回ってます。
なので、日を改めて読み直しても、また楽しめるのです。
ジェットコースターは何度乗っても楽しめますからね。
ただ、内容によってはあれこれ考えつつ読んだりもします。
そんな本は、ほぼ読み直しはしません。

やる時はとことんやる性格なので、考えながら読むとその後は必要なくなっちゃう。
考え尽くして、読み尽くして、たっぷり時間をかけるから二度と読まない。
何年もして、記憶が薄れ切った時に思い出したくなったりでもしないとね。
でも、そういうのって、考え尽くして記憶に刻むからなかなか消えないし。
多分もう読まないだろうなぁって思います。

だから私が読むのは主にファンタジー小説です。
深く考える必要はない。
ドキドキワクワクを主人公達と一緒に共感すればいい。
『うぉぉ~、どうする!どうなる!?』ってドキドキしながら本を閉じる。
そういうのが楽しい。
但し、この読み方だと、感想文は日記のようになる。
『○○が××で、楽しかったです。』みたいな。
だって、一緒に行って見て来ただけだからね。

神様視点で『ふむ、この子はこう感じ、こうした訳か。これは一種の~』みたいなのはつまらない。
でも、その方が感想文としては評価が高くなるんですよね。
趣味として読む分には、覗き見タイプで十分ですけど。
日常でも楽しい事って時間が経つと忘れちゃう。
忘れるというよりは、記憶の奥の方に行っちゃう感じ。
何かのきっかけで思い出すぐらいには、ちゃんと残ってる。

今読んでる本はまさにそんな感じにさせられる。
『そうそう、そんなこともあったねぇ』って懐かしく思いつつ、『そっか、そんなこともあったのか』と。
こういうの、結構好きだったりします。
本どうしで繋がりのある話。
だからついつい同じ作家の本ばっかり買ってしまったりする。
『こんな所にあの人が!』っていうのは、懐かしい友人に会うようで楽しい。

とは言え、現実の私は多忙中なので、なかなか読み進められない。
もどかしい限りです。
ちょっとの時間も無駄にしないで、こまめに読んでいこうかと。
『百鬼夜行』も陰・雨・風と3冊あるみたいなので、暫くは楽しめそうです。
他の世界でも覗き見ていないと、精神的に参っちゃいそうな日々なので。
夏の終わりまで、読書と並行して生活していきたい今日この頃でした。

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