2019/08/10

日韓関係悪化について思うこと

こっそりと更新再開をしてみようと思っています。
Twitter始めてから、向こうで事足りていたので更新してませんでした。
ですが、140文字は短すぎる…。
ツリーぶら下げ続けるのもなんだか面倒なので、長文はブログに書こうかなと、思った次第。


さて、今回は思考整理です。
タイトルにも書きましたが、『日韓関係悪化について』です。

ちなみに、私は今回の輸出管理の厳格化に賛成の考えです。
逆のご意見もあって然りと思っていますが、この場で討論する気はありません。
あくまで筆者の思考整理なので、【反対意見は見るのも嫌】という方はブラウザバック推奨です。



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ではここからは、私の思考を整理しつつ綴ります。



『輸出管理の厳格』について


日韓関係がこれまでにないほど悪化したわけですが、その原因は『輸出管理の厳格化』ですね。
ニュースでは『ホワイト国からの除外』と報じられています。

内容としては、信頼関係の下、輸出管理の優遇を行っていたが、それを解除するというもの。
理由は、韓国へ向けて輸出しているフッ化水素などが、他国へ間接輸出されている可能性がある為。
日本政府が、再三にわたり、それらがどのように使われているかの報告を求めるも、韓国側は無視。
信頼関係の下に輸出管理の優遇を行ってきたが、報告、会談、仲裁国選定などにも応じてもらえず、化学兵器にも転用可能な製品であるため、通常の輸出手続きに戻す。というもの。
勿論禁輸とは一切言っておらず、【通常の国家と同じ手続きを求める】というだけのもの。



トリガーとなったのは、フッ化水素などの管理運営体制について、疑問があるという事案。
それを受けて韓国側がどう反応してるかといえば、日本製品不買運動とヘイトデモに逆ギレですね。
そして、文大統領は、不当な処置だ!国際社会が許さない!日本には負けない!と。
まぁ、全力で反日スピーチをしていたわけで。(生中継も拝聴させていただきました)



で、今回の処置について、日本政府発表によると90%を超える賛同があったと。

そして、【ホワイト国除外を検討】の話が出た後に行われた選挙では、与党が過半数を超えました。
大半の人は、今回の措置について、良しとしたのでしょう。

朴槿恵大統領の頃に合意した日韓合意は、文在寅大統領になった途端、一方的に反故にされました。
そして、慰安婦に対する謝罪と賠償を求め、元徴用工(募集工)への賠償判決。

国同士で何度合意をしても、大統領が変わる度に、なかった事にされ続けてきました。
対談をしても、歪曲して報道されたりもするわけです。
故に、【ホワイト国除外】の話が進んでからは、訂正がないままの会談を、日本がお断りしています。


――どう対応しても、信頼関係を築けないないのです。


歴史問題だけならいざ知らず、戦略物資の輸出に関してまで反日されては困るわけです。
『国家の安全保障上の問題』と日本政府は説明しています。
この『国家の安全保障』というのは、何も日本だけのことではないのです。
サリンだって作れるので、テロに使われる可能性だってあるわけです。
だからこそ、『輸出したものを何にどれだけ使っているのか』報告して欲しいと言っているのです。

テロに使われれば、矛先は日本だけとは限らないのです。
米国かもしれない、英国かもしれない、EUのどこかの国かもしれない。
実験と称して、発展途上国を狙うかもしれない。
そういった懸念があるからこそ、きちんとして欲しいと言っているのです。
だから私は、今回の措置に賛成なのです。


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『日本製品不買運動』について

そもそも、不買運動もちょっと理解に苦しみます。
勿論、やるやらないは、『ご自由にどうぞ』とは思いますけどね。
ただ、輸入するのがこれまでと比べ【手間になる】という事実に、不買って噛み合わなくないですか?
韓国の言い分は、『これまで通り優遇して輸入しやすくしろ』ということです。
それは、【手に入り難くなるから】なわけで、要は『買わせろ!』ということなのでは?
なのに『日本製品は買わないんだっ!!』『日本になんて行かない!!』とやっているのです……。


まぁ、それを意思表示としてやるのは構わないと思いますが……。
こちら側からどう見えてるか、考えたことあるのでしょうか。


これは個人的な感想ですが、『要らないなら、輸入しなくてよくない?』です。
買わないのでしょう?
捨てたり壊したりする為に買うのですか? 勿体ないし、せっかく頑張って働いたお金を、無駄にすることないと思います。
要らない物は、輸入しない。あるべき姿なのでは?と。
そう考えると、韓国と日本の【需要と供給】は、合致しているのではないでしょうか。


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『民間レベルでは【日韓友好】』の違和感について

民間レベルでは【日韓友好】という話も聞きますね。
「政府の機関・組織に属さない人」、及び「(軍人等の)戦闘員ではない人々」を民間人といいます。
反日デモをやっているのも、民間人ですよね?
なので、民間レベルでは【日韓友好】だというのにも違和感を感じます。

勿論、日本が好きだという韓国人も一定数います。
友好関係にあるのはそういった人たちとであって、民間と括るにはちょっと無理がある気がします。
個人レベルでは【日韓友好】が正しい表現じゃないかと思うのです。


反日側から見れば、『売国奴なんかと一緒にするな』
親日派から見れば、『反日派は一部だから一緒にしないで欲しい』


どちらも民間人ですが、互いに嫌な思いをすることになります。
だから『個人レベルでは【日韓友好】』が正しいんじゃないかなぁって思うのです。
個人的に好感のもてる韓国人もいます。
とはいえ、昨今のニュースを読むにつけ、『韓国人は嫌い』になりつつありました。
でも、反日してる人ばかりではないこもと、知っています。
なので、今一度『韓国人は』ではなくなるようにと、韓国人YouTuberの主張を見たりしてました。

ハングルは文字なら翻訳かけて読むようにしていますが、聞いても分かりません。
なので日本語の字幕がついているものか、日本語を話しているものを見ていました。
『日本語で話してるから親日』とは限らないんですが、それでも各主張は聞く価値がありました。

歴史について、自国の歴史書に頼らず紐解いていく人。
日本が好きで、国同士もより良い関係になってほしいと願っている人。
自国の政府に不満がある人。
国同士なんて関係ない、ただ日本の文化が好きな人。
日本の政府が大嫌いな人。
日本は嫌いだけど、自国の経済を鑑みて日本との付き合いは必要だと考えている人。
自国は強いのだから、日本になんて負けないと考えている人。


上げきれませんが、沢山の意見がありました。
相容れぬ意見もありますが、『そういう考え方をする人もいるんだな』でいいと思います。
そんな動画を見つつ、一つ気になることがありました。


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『日本政府は嫌いだけど、日本人は好き』の違和感について


『日本の政府は嫌いだけど…』というセリフをよく耳にします。
ですが、このセリフには、どうしても違和感を感じてしまうのです。
だって、その政治活動をさせる人達を選んだのは、まぎれもなく国民なんです。
日本の民間人が、政治をさせる人を選んで投票していますから。
勿論野党だってそれなりの数いますから、満場一致というわけではありません。
良し悪しは別として、与党となるのは国民の半数以上の支持を得ているということになります。


日本の政府が嫌いなら、日本人も嫌いなのでは?と思ってしまうのです。
上でも挙げましたが、『個人間の友好』という意味の発言なのでしょうが、あまりよく思えないです。
だって、【私たちが選んだ国のトップ】を悪く言ってくるんですもの。
いい気がしないのは、無理からぬことだと思うのです。


そして、こうも思うのです。
韓国の大統領がそういう発言をするということは、国民の大半の意思なのだと。
過半数を上回ったから、大統領になったのでしょう?
前大統領を退陣させて、自分たちで選んだ大統領ですよね?と。


韓国政府の野党の発言も少し見ましたが、話すら碌に聞いてもらえない状態でしたね。
一つの考え方として、いい発言内容だと思いましたが、中断されすぎて分かりにくかったです。
『発言し終わってから反論してください』って何度もお願いしてたのが印象深いです。
すごく勿体ないですね……。


同じ民主主義で韓国は民主主義指数では日本より上です。
とはいえ、同じく【欠陥のある民主主義】とカテゴライズされていますけどね。
(因みに日本の欠陥部分は主に投票率です)
共に欠陥はあれど、同じ民主主義ですから、政府の捉え方って同じだと思うのです。
『自分たちの選んだ国のトップ』という考え方だと思うのですが、違うんですかね?
それを悪く言われれば、自分も同じように思われていると感じる気がします。
たぶんそれが、私の中の違和感なのかなぁと。


余談ですが、自国のトップにああだこうだと言うのは、勿論構わないと思います。
だって自分たちで選んだんですから。
国民の意見を反映してもらわないと困ります。
安倍さんの批判、勿論しますよ?
消費税増税とかね、あとどんぐらい毟り取る気なんだっ!!って思いますからね(笑)
自分たちで選んで、政治を任せてるとはいえ、好き勝手されても困ります。
とはいえ、選んだからにはある程度お任せする覚悟もあるわけです。

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先にも言ったとおり、『私の』思考整理です。
ここ最近もやもやと考えて、たどり着いたまとめみたいな感じですね。
賛否両論あって当然。
それを自分のスペースで主張するのも、全然いいことだと思います。

ただ、ここまで色々目にしてきて思うのは、どっちの国にもいるけど、罵詈雑言ね。
それはダメだと思う。
罵詈雑言も捉え方次第でいくらでも取れると思います。
ですが、異論はそれに当たらないと思います。

『私は○○は嫌いです』これは主張だと思います。
ただ、これだけしか書いてないと、『意味もなく嫌いの?』としか思われないですね。
何故そう思うのか、どう考えて、どう思ったから嫌いになったのか。
そういうのも書いてあれば、より主張らしい気がしました。

罵詈雑言は、死ねだの、殺すだの、頭おかしいだの、そういうやつです。
何故違う意見を意見として聞けないんだろうなぁって思います。
それぞれ考えて、導き出した主張に『頭おかしい』だの『売国奴』なんて失礼です。
なぜ自分が異論を唱えているかを主張するべきじゃないかなって思うのです。

貴方の意見を聞いて『こう思いました』とか『こう考えています』というのはありかと。
『一つの個人的な意見です、聞いてくださいっ!』
『こういう考えの人間もいます、知ってください!』
そういう気持ちで書いてあるのは、罵詈雑言じゃないと思います。


一番いいのは、自分のスペースで、自分の考えを書くのが一番ですね。
ブログに戻ってきたのも、そういう理由です。
Twitterだと、見たくない人にも勝手に流れて行っちゃったりするので……。
自分の思っていることを聞いて欲しいけど、押し付けたくないのです。
あくまで一個人の意見ですから。


嫌で嫌でしかたない!異論とか聞きたくもない!そう思うなら、見なきゃいいんです。
見る見ないの選択の自由は、自分自身にあります。
色々見てくる中で、やっぱり言葉の選び方が刺々しいのとかも幾つかありました。
あまりに耐えられないものに関しては、そっ閉じしたりもしました。
でも、それでいいと思うのです。
喧嘩腰になるより、苛々してしまうより、自分に優しくあればいいと思います。


――以上、つらつら思うままに綴りました。

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