午前中は天気が良いから、だと?
おいおい、本気にしたのか?
あれは嘘だ!
ええ、雨上がりの曇天の中、行ってきたんですよ!!
雨の神様に溺愛されてる私に、快晴などありえません。
いいんです。望むところです。
そんな訳で、お日様の光が薄かったので、写真も暗いですよ。
足元は赤や橙、黄色の紅葉で埋め尽くされています。
が、思いっきり濡れています。
べっちゃべちゃなので、踏んでもカサカサ鳴ったりしません。
城址公園内の、佐倉兵営跡の碑。
楓の枝のかかり具合に惹かれて撮ってみました。
で、しみじみ思うのです。
暗くて悲しい歴史も、こうやって時を重ねて、自然の中に風化して……
いつか、良くも悪くも、この地の深いところに沈んでいくのかなぁと。
以前行った千葉の護国神社に、ここから戦地に赴き亡くなった方が祀られていました。
あったことも、その時を生きた人達のことも忘れちゃいけないけど……
うーん、なんて言ったらいいんでしょうね。
この石碑を楓が上から覆っていく様に枝を伸ばしている姿に、抱擁的なものを感じたのです。
自然って、恐ろしいし、畏れもするけれど、優しくもあるのだなぁと。
自分で打ってても、上手く伝わらない感が半端ないです。
考えている事を文字にするのは容易いけど、感じた事は言葉にしにくいですね。
上を見上げると、雲の切れ間。
ひらりひらりと、紅葉が降ってきて綺麗でしたよ。
天気の悪い日が続いているし、あっという間に散ってしまうんでしょうね。
どう足掻いても、薄ぼんやりと写ってしまいます。
人のいない場所みたいに写っていますが、私の横は人だらけです。
湿っている所為もあるけど、だからこそ、みんな踏み荒らさずに写真を撮っています。
みんなで踏み入ったら、すぐ紅葉が土色になっちゃいますからね。
とは言え、帰る頃には子供たちが駆け回っていましたけど。
赤い葉を見てはしゃぐ子供に、そんな理屈は通りません。
それはそれで、見ていて和むので、いいと思います。
薄ぼんやりが悔しくて、スマホカメラの設定いじり倒してみた。
古めかしい雰囲気になりましたが、天気が良ければこんな色に写ったはず。
来年は晴れている日に見に行けるといいなぁ。
序なので、くらしの植物苑も見てきました。
古典菊と山茶花の特別展示が最終日だったので。
前の記事で、出張展示していたものです。
色とりどりの艶やかな姿で、とっても素敵でした。
まるで和菓子のようです。
菊は中国から持ち込まれたものですが、日本で古典菊の独自の育成が始まったのは、平安~鎌倉時代だそうです。
このタイプのものは、江戸時代後期に成立したようです。
本当に様々な種類があります。
こちらは肥後菊ですかね。
肥後菊も江戸時代に育成が始まったそうです。
なんだか、菊のおひたしみたいですね。
これは多分食べられないと思いますけど。
美味しそうに見えてしまうのは、お昼も近かったからかと。
江戸時代、盛んに栽培されていたようで、色々な品種ができたそうです。
本当に、色も形も様々で、見ていて飽きません。
他にも色々撮ってきたのですが、貼りきれないので、このぐらいで。
少し苑内を散策。
奥の木のグラデーションがとっても綺麗だったので、一枚。
なんだか、扇みたいで可愛いです。
山茶花の特別展示。
そういえば、数年前のこの企画展示の時も来たんですよね。
その時、道すがら知らないおじさんに声をかけられまして。
サザンカを見に行くのだと言ったら、山茶花と書くのだと教えられましたっけ。
若いのだから、スポンジの様にどんどん知識を吸収せよと……。
あの時既に……若くはなかったです。ごめんなさい。
あの方は、お元気にしていらっしゃるのでしょうかねぇ。
山茶花も色々な種類があるようですね。
山茶花を見ると、童謡のたき火を思い出します。
冬もすぐ傍まで来ているんだなぁと感じますね。
まぁ、感じるどころか、今週関東は超寒波に見舞われるようですけど。
ニュースで、冬将軍長期滞在とか言ってましたねぇ。
この冬も大雪降るのかなぁ。
楽しみでもありつつ、仕事だったらと思うと気が気じゃないです。
大雪だろうが、台風だろうが、地震だろうが、職場がある以上出勤ですから。
たとえ交通機関麻痺っていても、取り敢えず家を出るんでしょうね。
前回の大雪の時、結構問題になってましたっけ?
台風の時だっけ?
まぁ、問題になっても法で決まりでもしなきゃ行くしかないんですけどね。
だから、休みとかぶれっ!!
かーぶーれ~!!
ということで、次は冬を満喫したいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿