2014/02/03

かぐや姫の物語(ネタバレ注意)

先日、ギリギリで『かぐや姫の物語』を見てきました。
以下、ネタバレ含みますので、見たくない方はブラウザーバックで。




……感想?
えっとねぇ……顎しか覚えてない(笑)
帝の顎がね、あんまりにあれだったから、笑い堪えるの大変だった。
その後に出てきた、雁の群れでさえ、笑ってしまいそうになった。
何なんだ、あれは……。

とは言ってもね、帝ですよ。
きっと、最後は頑張ってくれるって思ってた。
月からの迎えを迎撃してくれるって。


……(゚д゚)アエ?

(つд⊂)ゴシゴシ

……∑(゚д゚;)エエ?!
ちょ、帝!なんで月見酒とか洒落込んでるんですか?!


もうね、最後まで見て、帝はただの顎でしたって感想しか持てなかった。
かぐや姫が残念な事になったのは、翁と帝の所為だと思うの。

しっかし、ケドにしろ、かぐや姫にしろ、あんまりよく解らん。
読解力不足なのか、考えるな、感じろ!的な映画なのか。
ともあれ、絵はすごく綺麗だった。

ファンタジーなんだけど……うーん。
なんと表現したもんか。
結局、何を伝えたかったんだろう。

地球の一部として、ただ生きたいっていう気持ちは、私にも解る。
でも、それを伝えたかったのだとしたら、いらない部分が多過ぎる。
あの話の山場は、どこだったのだろう……。
中納言の死が、己の言葉の所為だと悔やんだところだろうか……。
各所の激情の表現は、なんだか凄かったなぁと思う。

でもねぇ、最後の方で捨丸と出会う辺は、なんかなぁって思う。
どう見ても妻子持ちになってるのにさぁ、どこ行こうって言うんだよって思った。
最終的には夢オチみたいになってたけど。
それでも、正直子供には見せたくない感じ。
たとえ夢だろうが、幻だろうが、捨丸は一時子供や奥さんを捨てたんですよ。
なのに、夢から覚めて、何事もなかったかのように、子供を抱くシーンがちょっと嫌だった。

概ね、私の知ってる竹取物語だったんですけど、ほんと帝がね……。
私の知ってる帝は、あんな奴じゃなかった。(苦笑)
そういえば、CMでかぐや姫の犯した罪と罰的な煽りを聞いた気がします。
それが気になっていたので、母親の誘いにのこのこついて行ったわけです。
映画で明らかになったのかといえば、そうでもない。

要は、月は穢れなき世界。
下賎な者の住む地球での暮らしに憧れるなど言語道断!っていうのが罪。
地球での暮らしで、いかに下賎な者達の居る所か知るがいい、みたいな?
で、地球に下ろされるのが罰。
その暮らしの中で、月に帰りたいと願った時、それは自らそれが真実だったと認めた事になる。
もしそうなら罪を許してやるってことじゃなかろうかと。

無であることが、穢れのないことだというんですかねぇ。
だからお迎えは仏様みたいな姿なんですかねぇ。
~ですかねぇ。って表現が多いのは、私の推測だからです。
本編見ても、ズバッと答えは出てこなかったのですよ。
ふわふわとそれっぽいこと言ってたかなぁ、って感じです。

個人的には、竹取物語の富士山の件が好きだったのですが、なかったですねぇ。
でも、侍女のキャラクターは可愛かったです。
あの、大人か子供かわからない子。
いい子でした。
あの子が一番人間らしかった気がする。


――と、まぁ色々書きましたが、よく分からなかたったよって事で。(苦笑)

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